4月19日 あすなろBLOGカンファレンス『スタート×キッカケ×ブログ』 セカンドセッション – 「スタート×キッカケ」

昨日、パソナテック10周年記念イベント 第2回あすなろBLOGカンファレンス『スタート×キッカケ×ブログ』に参加して参りました。その際にメモしたことをファーストセッション・セカンドセッション・サードセッションに分けて、エントリーします。
このエントリーではセカンドセッション「スタート×キッカケ」をお送りします。 パネラーは

の3名。
ファシリテーターは徳力 基彦氏(アジャイルメディア・ネットワーク株式会社 取締役)です。
プレゼンテーションとは違い、パネルディスカッションという形だったため、エントリーとしてはうまくまとまっていません。ほとんどメモそのまんまだと思って読んでいただければ幸いです。
なお、以下の本文中に出てくるお名前は全て敬称略とさせていただきますことをご了承ください。

Introduction

  • Q:キャリアチェンジのきっかけをくれた恩人がいる
  • Q:キャリアチェンジをしたことに後悔したことは全くない
  • Q:10年前就職したときに今の自分を想像できた
  • Q:10年後の自分のキャリア像が想像できる

以上のような○×質問(メモしきれませんでした)をパネラーに行った上で・・・本題へ。

上原:キャリアチェンジのきっかけは「鬱」

完全に落ち込んでいたときがあり・・・
NTTの光ファイバーに魅力を感じて入社。
「やりたいことできるようにまずは出世するんだ」と前向きな考えだった。
自分なりに思っていた理想像が「事業失敗」という形で、世の中的に存在してはいけないものであるという烙印を押された。

鬱々とした気分を吐き出したくてBlogを始める。2004年。
mixiのゆるいOFFに参加。
これがきっかけで精神の解放が始まる。
OFF会大好きっ子になる。

RPCカンファレンスで知り合った人たちと仕事をするようになった。

和連:家電の周りを見ていて、Wiiをみてビビッときた

2?3年前。
RPCカンファレンス→人脈ができた→BLOGを書いた→もっと人脈ができた→会社を始めた

Q:起業にあたって背中をプッシュされたできごとは?
A:会社たてます!ってたてたわけではない。
社長探しをしていた人たちと出会った。
そのチャンスを掴んだ。

美谷:技術はコモディティ化していると思った

開発は外国に外注に出すという選択肢でよいと思った。

海外で仕事がしたくて、これから海外に行ける仕事はどこだろうと思っていたところ、取引先だった楽天に声をかけられた。
ドリコム → 楽天

和連:人とのコミュニケーションにブログが役立つ、2個の側面

  • ブログがきっかけでOFFラインで会って繋がる。
  • 会って名刺交換をした際にブログのURLが書いてあると、その人の理解が深まる。

ブログやイベント参加などによって社外の人と繋がって、社内でのポジションも変わる。

ペンネームでブログを続けるというのも一つのスタイル。

スタートしている時とキッカケが同じではない

ブログなどがインフラとして機能していて、声がかかって転職や起業へと繋がる。

上原:2?3年も続けて4?500のエントリーを書いたとすると、それらはWeb上に24時間稼働する自分の分身となる。

徳力:起業して、リスクとなり得るものは?

和蓮:お金がなくなるより、信用がなくなるのがこわい。
住宅ローン組めないし・・・。

既に繋がれていない人に対する社会的信用は落ちるかもしれない。

美谷:個人の時間でやりたいことはできる時代になったのかも

仕事をしながらでもやりたいことはできる。
心にひっかかったことは捨ててしまわないで、できるチャンスが訪れるまで取っておくことも大事。

新卒に対して言いたいこと、もしくはもし自分が新卒だったらやりたいこと

美谷:自分がやりたいことを書きだす。
また、3ヶ月でどこまでいけたか、次の3ヶ月でどこまでいくのかも書き出す。
アウトプットの手段としてブログは良い。

和連:まずオタクになれ。
ブログを早く書き始めろ。
偉い人や有名人に対しても「こういうことをやっている人です」と自信を持って言えるようになれば、奥手ではなくなる。
自分をの興味あるテーマについて情報発信するべし。

上原:メール書け。
積極的にコミュニケーションしろ。「しない後悔よりした後悔」
それから、家族と友達を大事に。

―質疑応答―

Q:メールの気軽な書き方は?

和連:テンプレートを作っておく。
ただし、一行だけでもオリジナルメッセージを入れる部分を。
「○○の件でお話をした××です。」

徳力:こういうメールには行動をするためのメールと、繋がるためのメールの2種類がある。

Q:繋がった人と関係を続けるにはどうすれば

上原:同じ蛸壷(気の合う仲間のいるコミュニティーのこと・・・?)に行き続ける。

和連:接点がない人とは接点がないもの。
継続的に情報を投げ続ける。これを恐れない。 接点があれば、反応がある。
今需要がなくてもいつか需要があるかもしれない

美谷:気になる人をTwitterに登録したりして繋がっておく。
イベントに参加するのではなく、イベントを仕掛けるとより強く繋がれる。

―総括―

活動をまずスタートさせよう。行動あるのみ!

4月19日 あすなろBLOGカンファレンス『スタート×キッカケ×ブログ』 ファーストセッション – 渡辺 千賀氏

昨日、パソナテック10周年記念イベント 第2回あすなろBLOGカンファレンス『スタート×キッカケ×ブログ』に参加して参りました。その際にメモしたことをファーストセッション・セカンドセッション・サードセッションに分けて、エントリーします。
まずは渡辺 千賀氏のファーストセッション『スタート×キッカケ×ブログ』から。

Introduction

独立したのは、人間を使うのも、使われるのも苦手とわかったから。
人間が忙しい理由は、通勤・会食・会議に時間を取られるから。 これがないと人生すごく暇。

Disclaimer

  • 誰にでも向いているわけではありません。
  • 嫌われたり、孤独になるのが人生最大の苦痛の人は、絶対にまねしないでください。

【実力発揮の場を作る】

外からもらえるいろんなチャンスをもらうためには、外の人間に認めてもらわなくてはならない。

  • 他人が何かを必要としている場において、貢献をしてあげる。
  • 社内などではない、オープンな場であることが大切。
  • 外向けに情報発信をする場を持つこと。

一期一会のチャンスを掴む

「パッ」とチャンスを掴む

20代
チャンスが広がる年代。これが好きだっていうことを明確にしておく。
30代
専門性を作っていかなくてはいけない年代。自分がやってきたことを核としてそれを深める。

5年前だったらできたのにな、ということは5年後になったらもっとやるのは大変。と考えてチャンスに挑戦する。

新しいことに挑戦する恐怖
→単に親しみがないのが恐怖の原因。知識を深めればそれは取り除けることがある。

失敗したときのいやなことを考えるのではなく、うまくいった時にどんな良いことがあるかを考える

「前向きなあきらめ」の達人になる

  • 今までやってきたことはあきらめないと新しいものは掴めない。
    「古い靴」を脱がなくては「新しい靴」は履けない
  • 主語を変える – 主語を「私に」。
    他人のことは変えられない。
    自分を変える。
    自分にできないことは諦める。
  • 問題点の改善に無駄な時間を使わない。(ここで会場が少々ざわめく)
    失敗を改善したり、欠点を直したりすることはひとまず置いておき、「失敗を成功で上塗りする」。
    ダメになってしまったことはそのままにする。
    自分の短所をフォローするより、長所をのばせ。
  • 自分がいなくても会社は回る、ということを認識する。
    心配無用。

孤独に慣れる

変化 → 今までの仲間と別れること

  • 一人でいる時間を大切にする
  • 他人の判断を気にしない。
    他人の評価を聞かない。
    批判されても耳を塞ぐ。
    褒め言葉だけありがたく受け取る。
     →他人のネットワークを気にしなくなってくる
     →楽になる

しない後悔>した後悔

  • 一番怖いのは何もしないで過ぎていく時間。
  • やっちゃったことは適当にリカバリー可能。
  • ただしリカバリーを可能にするためにはかなりのがんばりが必要だが・・・
    ちゃんと自分の力を発揮していればきっとリカバリーできる。
  • 嫌になったらやめればいい。

大きな理想と小さな達成でやる気キープ

どうやってやる気(モチベーション)をキープするか。

大きな理想とは、10年後のキャリアプランを描いて階段を上っていく、というものではない。
何かこういうタイプの人間でありたいな、というような漠然としたイメージを持つこと。

運の流れに逆らわない

  • 運がいいときにはちゃんと流れに乗ること。
    波に乗って来たらRiskyなことでもやってみる。そうしないと飛躍しない。
  • 運が悪いとき
    運が悪くてもやめない。淡々とちょっとづつやり続ける。
    勝負がまたできそうな時になったら、戻る。

―質疑応答―

Q:渡辺さんはご自分のスペシャリティをいつ頃決めたのか?
A:33歳頃にはスペシャリティを確立していたと思う。
若いうちに訳もわからず始めた仕事というものはあるものだが、それと平行して何かをやってその2つをスペシャリティとするのが良い。 「1と2単体でできる人はいるが、1と2両方できる人は自分しかいない」という状態にする。
人から価値を認めてもらえるようなものは何かを探すべし。
Q:成果を出さなくてはならないプレッシャーにはどう立ち向かえばいいのか
A:何がなんでも成果を出す、と覚悟する。
「1をやれ」と言われて1をやる人はおもしろくない。
私が私自身にする期待に答えるために、相手の期待以上の仕事をする。
Q:孤独を感じたときはどうすれば
A:慣れれば平気。 人と合うことではない喜びをちゃんと見いだすのが大事。
Q:どんなタイプの人間が好きですか?
A:その人の与えられた仕事に対してすごい仕事ができることは素敵。仕事をしている姿に美を感じる人。
(仕事の付き合いでは)そういう人と付き合いたい。

[書評]『成長の法則』

『成功の法則』 - ジェフ・ケラー 著、弓場 隆 訳 本書はとても短くシンプルに、誰でも分かる言葉で書かれていて、気軽に読むことができる自己啓発本です。 活字が苦手な私でもすぐに読了することができました。 知人が私のためにプレゼントしてくれたものです。

本書の第一印象は「自己啓発本 入門」。
悪く言うと「ポジティブ教」。以下のくだりがそれを象徴しています。

本書37ページより
試行は現実をつくり出すというのは真理です。したがって、思考は注意深く選ぶ必要があります。ポジティブな思考をすれば、ポジティブな結果を得やすいのに対し、ネガティブな思考をすれば、ネガティブな結果を招くおそれがあります。

このようにポジティブな人間の姿を、強くテーマとして打ち出していく本です。ある程度、距離を置いた視点で読むことができないと、「こうあるべき」という強迫観念に囚われてしまうかもしれません。

本書をプレゼントしてくれた知人は「1つでも自分に響く言葉が書いてあれば、その本は買いだと思う」とアドバイスしてくれました。その通りだと思います。自己啓発系の知識というのは、自分に取り入れられる部分を取り入れれば良いのだと思います。ワンフレーズでも、単語1つでも、印象に残った言葉があればそれでOK。その言葉は読者の人生を変える材料となり得るのです。

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LineNumberWriter開発メモ

LineNumberWriterを作るに当たって気づいた点やその他補足など。自分で書いていて改めて気付きましたけど、かなりの欠陥品です…orz

基本設計

行番号を振るための処理は、基本的にsyntaxhighlithter.jsとほとんど同じ。というか、syntaxhighlighter.jsを参考にして作りました。

処理の流れとしては、

  1. まずページ内に<pre><code>とマークアップされている部分を取得します。
  2. それら個々を<ol><li>番号順リストのマークアップに変換します。それら個々を<ol><li>番号順リストのマークアップに変換したものと、そのままのもの(プレーンテキスト)、それぞれ二つづつを生成します。プレーンテキストの方はデフォルトで非表示にします
  3. 奇数行と偶数行のli要素それぞれに別のclass属性値を設定します。
  4. 変換後のコードとプレーンテキストとを切り替えるヘッダー部分を生成します。
  5. 最後にdiv要素で包みます(後でスタイルを整える都合)。最後にこれらをdiv要素内に書き出し、元の<pre><code>部分と差し替えます。
<pre><code>function sample() {
alert("sample");
}</code></pre>

これが

<div class="LNW">
<div class="header" style="display:none">
<a href="#" class="ctrl1">with line number</a>
<span class="ctrl2">plain text</span>
</div>
<div class="header">
<span class="ctrl1">with line number</span>
<a href="#" class="ctrl2">plain text</a>
</div>
<ol>
<li class="odd">function&nbsp;sample()&nbsp;{</li>
<li class="even">&nbsp;&nbsp;alert(&quot;sample&quot;);</li>
<li class="odd">}</li>
</ol>
<pre style="display:none"><code>function sample() {
alert("sample");
}</code></pre>
</div>

こうなります。

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LineNumberWriter – syntaxhighlighter風のJavaScriptを書いてみた

最近いろんなところで見かけるようになったsyntaxhighlighter.js。文法が分かりやすいようにコードがカラーリングされ、行番号が付いてとてもコードが見やすいです。導入を検討しようかと思ったのですが、(X)HTML的に文法違反になるのは許せないなーと思い、違った形のものをJavaScriptで書いてみました。当サイトに導入済みです。次のような見た目になります。

function sample() {
alert("sample");
}

ただし、私が作ったのはSyntaxHighlighterではありません。行番号が付き1行おきに背景色が付くだけのものです。syntaxはhighlightされません。よって、SyntaxHighlighterとは名乗れないので、LineNumberWriterと名乗ることにします(これ、果たして妥当な英語なんでしょうか・・・)。

もし使ってみたいという方がおりましたらご自由に使ってみてくださいまし。下記リンクからzipファイルでダウンロードできます。

linenumberlighter Ver.0.4.1

勢いで作ったものなので、バージョンは0.1ということにします。それから一応、ライセンスはMITライセンスとしておきますね。(2008年4月5日追記)更新履歴を付けるようにしました。

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