2010年振り返りと2011年の展望

野沢温泉スキー場 毛無山頂上にて

明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
昨年のざっくりとした振り返りと、今年は何をしたいか、ある程度記しておきたいと思います。

昨年は少し無理をして、(主に精神の)健康を損なってしまいました。悪いことというのは重なるもので、一時期は完全に参ってしまい、げっそりと痩せてしまいました。自分の20代史上で最も体重が落ちてしまう事態に。
そのときはリフレッシュを図ろうと人生初の一人旅に出かけました。行き先は、京都。7月でした。真夏の京都は非常に日差しが強くて暑く、大汗をかきながらあっちこっち歩き回るという、忘れられない旅となりました。

むちゃくちゃな事態に飛び込んで行って、何かを得られるような年齢では最早ないのかなぁと。ボロボロになることが分かっているなら、最初から退却した方が得策な場合もあることが分かった、というか。自分一人の頑張りではどうしようもない事態もある、ということを強く感じました。自分がどれほどの力を持つ人間なのか、どういうことが得意でどういうことが不得意なのか、どういうことが好きでどういうことが嫌いなのか、より理解したと言い換えることができるかもしれません。

職場では自分の所属するチームメンバーの入れ替わりがありまして、かなり雰囲気が変わったことが大きな出来事でした。新人さん達の新鮮な気持ちに、自分もかなり刺激を受け、良いエネルギーをいただいたと思います。

また、以前より記事を書きためてきた社内ブログを公開したり、会社のウェブサイトのリニューアルプロジェクトが立ち上がったりと、例年より意欲的な制作活動ができたのではないかと思います。当サイトはかなり更新の頻度が下がっていますが、制作のエネルギーを社内での活動に注いでいるのが原因だという言い訳はできるのかな、とお茶を濁しておきます。

今までやったことのないものに挑戦することが多い年だったかもしれません。仕事面ではもちろん、プライベートではダーツをやってみたり、皇居ランニングをやってみたり、スキーをやってみたり、一人旅に出かけてみたり、と割とアクティブに外に出ていた印象が強いです。昨年を漢字一文字で表現するならば「挑」だったのではないでしょうか。

今年はこの私、三十歳になります。
今年はこうありたいと思うキーワードは「原点回帰」です。漢字一文字で表現するなら「捨」。
やりたいこと、というよりは「やらないこと」ですね。「いらないもの」をとにかく捨ててシンプルな状態を目指そうと、漠然と考えています。そして自分の原点と思えるポイントは大事にしたい。いい状態で三十路を迎えたいです。

抽象的な話ばかりになってしまいましたね。ま、いずれにしても向上心は「捨」てずに腐らずやっていきたいと思います。改めて本年もどうぞよろしくお願いいたします。