ユーザーの自発的な行動を促す言い回し

とあるブログサイトを見ていて思ったこと。

そのサイトはブログランキングに参加していて、ランキングに投票するためのバナーが張ってあり、その横に「クリックありがとうございます」という具合の文言が書いてありました。

この文言の役割は「クリックを促すこと」だと思うのですが、直接的にクリックを促してはいません。一見、クリックしてくれるユーザーに対して感謝しているかのような文言ですが、執筆者の意図としては「クリックしてほしい」ですよね。

これって、駅のトイレで便器の近くの壁に「いつもきれいにお使いいただき、ありがとうございます」っていう感じのプレートが張ってあるのと同じだな、と思いました。

仮に「きれいに使ってください」とか「汚さないでください」なんていう文言が書いてあったら、どうでしょうか。押し付けられた感が否めませんよね。命令されると反発を覚えてしまうのが我々人間ではないでしょうか(話がでかくなったなー)。

前者であれば、「皆きれいに使っているのか、だったら自分もきれいに使わなければ」という気持ちが働いて、利用者が自然と汚さないようにしてくれる(=効果があがる)のではないでしょうか。

ユーザーに行動を起こしてほしい場合、ユーザーが自発的にそうしたくなるように誘導することが大切なんだな、と思った次第です。

[Memo]:visitedクラスを利用した行動ターゲティング広告

とても興味深い内容だったのでメモ。

id:Hamachiya2さんのデモのソースを見るとCSSの:visited擬似クラスと、JavaScriptを併用した形で、動的にコンテンツを入れ替える方法が分かります。

まずCSSで:visited擬似クラスに別のスタイルを書いておいて

a {
display: block;
height: 22px;
overflow: hidden;
}
a:visited {
height: 16px;
}

JavaScriptの以下のようなコードで、訪問の有無を調べています。

var defHeight = 22;
var visHeight = 16;
...中略...
// 引数にはa要素ノードを入れる
// その高さがデフォルトでない(既訪問リンク)ならtrueを返す
// その高さがデフォルト(未訪問リンク)ならfalse返す
function checkVisited(elm) {
return (elm.offsetHeight != defHeight);
}

実行はwindow.onloadのイベントで。なるほど。

自らの意図しない情報が、このように簡単に取得されてしまうのかと思うと、気持ちが悪いな・・・と思うと同時に、簡単であるが故に防ぎようがないと思いました。

昼休みの余興

何気ないできごともエントリーしていこう、という試み。

同僚に誘われて、近くでやっていたチーズフェスタ2008に行ってきました。

ちょうどジャガー横田さんがステージに登場してしゃべり出していました。主婦的な立ち位置でのお話だったようです。(会場ががやがやしていて話はよく聞けませんでしたが。。)
ピザ、クリームチーズ、ウォッシュチーズ、ブルーチーズ、日本のチューブソーセージ型チーズの無料試食があり、昼ご飯を食べてから行ったのでピザは食べなかったけれど、他のチーズは一通り試食。
ブルーチーズは思いのほか口に合った(酒の肴にしたかった。。)のがびっくり。しかしウォッシュチーズは全然口に合わず。。。同僚曰く、「カブ○ムシの臭いがする」とのこと。私はそうは思わなかったですが、この臭いは無理でした。。

で、口に残る臭気を消すため、会社に帰ってすぐに歯磨きをしました。