今さら去年の振り返りと今年の抱負など

もう2月になってしまったけど、2011年の振り返りと2012年の抱負のようなものを文章にしておこうと思います。

昨年の正月に自分、2010年振り返りと2011年の展望 | Like@Lunaticというポストしてますね。そのときにはこう書いています。

今年はこの私、三十歳になります。 今年はこうありたいと思うキーワードは「原点回帰」です。漢字一文字で表現するなら「捨」。 やりたいこと、というよりは「やらないこと」ですね。「いらないもの」をとにかく捨ててシンプルな状態を目指そうと、漠然と考えています。そして自分の原点と思えるポイントは大事にしたい。いい状態で三十路を迎えたいです。

では2011年を振り返ってみてどうなのか。 「捨」てることは意識的に行ったという自覚はあります。

その意識面で特に影響を受けた書籍は「お部屋も心もすっきりする持たない暮らし」「シンプルに生きる―変哲のないものに喜びをみつけ、味わう」です。どちらも女性向きに書かれている書籍ですが、ヤローが読んでも十分に有用な内容が書かれています。物質的にも精神的にも「入ってくるものが出ていくものより多くならないようにする」。このバランス感覚を心がけるようになりました。

その延長で、今までは気にならなかった「不要なモノ」がかなり気になるようになったので、衣類や書籍を中心にいまだかつてない勢いでモノを捨てました。特に実家の自室は、かなり片付きました。整理して空いたスペースは、今や家族のモノが置かれてしまっていたりするのですが…。

行動面で「捨てた」のは、ずっと続けてきた某ネットゲームをやめたこと。なんだかんだで7〜8年は続けてしまったゲームをやめました。震災でいろいろと世の中が変わったので、落ち着いてゲームなんてやっていられないよ、という気持ちになったのかもしれないけれど。いや、仕事に費やす時間が単純に増えただけか…。ゲームしなくなった分の時間で何かプライベートで有意義なことができているか、というとそうでもないので。

挑戦したこともたくさんあった

  • 旧知の仲間とバンドを組んでライブをやった
  • 英会話を始めた
  • 近所をランニングするようになった
  • 自分で弁当を作るようになった

仕事の面ではチームに向けて提案してきたことが導入されたり、使ったことないCMS使ったり、業務で書いたことない言語に挑戦したり、なんだか新しいことづくしでした。仕事量は増えたけど、退屈で理不尽上なプロジェクトに振り回されて病んでいた一昨年よりはずっといい年になりました。 昨年新しく提案したり新しく触れた技術に関するキーワードは

  • PHP
  • WordPress
  • Sass
  • Less
  • SVN
  • Git
  • GitHub
  • C
  • C++
  • OpenFrameworks
  • SQL

など。現状現場でちゃんと使えてるのはSVN、Sass、WordPressくらい。PHPは実践でガシガシ書けるレベルになりたい。 優秀な新卒がチームに入ってきて、僕も負けてらんねーな、という具合にいい刺激にもなっています。

震災の影響で変わったこと

震災直後、弊社は一週間「自宅作業推奨」となったのですが、その間僕はMacBook片手に実家に帰っていました。実家でぐーたらしていたわけではありません。仕事は山盛りにあったので、ほぼ自室にこもって作業をしていました。そうして思ったのは「あ、自分、自宅で仕事できる人なんだ」ということ。それと「MacBook1台あれば基本的な仕事はほぼできる」という気づきもありました。自宅で仕事をする環境など、会社員になってから整えたことはなかったのですが、これが図らずも良い機会となり、MacBook片手にどこでも作業をするスタイルが固まってきました。

7月には、新しくなったMacBookAir(13 inch)を即座に購入。MacBook Air、軽すぎ、薄すぎです。A4の書類が入るバッグに突っ込んで、ほぼ毎日持ち歩いてます。便利すぎて元のMacBookには戻れません…。

職場でGoogle Appsを使うようになったこともあり、どこでも仕事ができるスタイルに拍車がかかっています。今流行っているらしい「ノマド」とかいうの、こういうこと?

震災のことについては、昨年ボランティアツアーに行った際に諸々書いたのでここでは省略。

30歳になった

昨年で僕は30歳になりました。年齢故の焦りというのは正直、ありました。世間的な見られ方と実際の自分とのギャップとか、そんなことをちょっと考えるようなこともあるけれど、別に悩んではいません。30年も生きてくると「自分の変えられないところ」が分かってきたような気がします。「変えられるはずだ」とあがいた20代、「変えられないこともある」と気づく30代、というところでしょうか。

また、この年齢になって「老い」を自覚するようになりました。自分の身体的な絶頂期はもうとっくに過ぎ去ったのだ、ということですね。 分かりやすいところでいうと自分の顔付きが変わってきたということから、やたら肩がこるようになったとか、目が疲れて霞むことが多くなったとか、数年前まではなかった感覚を覚えるようになりました。まあこれは僕が単に他人より虚弱体質だからかもしれないけど。 ランニングをしたり、極力自炊をして自分にあったものを食べるようになったのも、体調を考慮してのこと。今後の人生でエネルギーいっぱいに活動していられる時間って、想像以上に短いんじゃないかと思うようになりました。

そして今年は

意識的にやることは増やしてあります。「本当に今やっておくべきこと」を考えた結果のことです。 大量のタスクに流されてあっぷあっぷと溺れてしまうのか、どうにかうまいことやって泳ぎきるのか、今年はそんな年になります。4月からいろいろと変わるので、今はそのための準備期間。準備をどれだけやるかで、4月からうまく泳げるかが決定しそうです。 さて、がんばろう。