昨日、パソナテック10周年記念イベント
第2回あすなろBLOGカンファレンス『スタート×キッカケ×ブログ』に参加して参りました。その際にメモしたことをファーストセッション・セカンドセッション・サードセッションに分けて、エントリーします。
まずは渡辺 千賀氏のファーストセッション『スタート×キッカケ×ブログ』から。
Introduction
独立したのは、人間を使うのも、使われるのも苦手とわかったから。
人間が忙しい理由は、通勤・会食・会議に時間を取られるから。
これがないと人生すごく暇。
Disclaimer
- 誰にでも向いているわけではありません。
- 嫌われたり、孤独になるのが人生最大の苦痛の人は、絶対にまねしないでください。
【実力発揮の場を作る】
外からもらえるいろんなチャンスをもらうためには、外の人間に認めてもらわなくてはならない。
- 他人が何かを必要としている場において、貢献をしてあげる。
- 社内などではない、オープンな場であることが大切。
- 外向けに情報発信をする場を持つこと。
一期一会のチャンスを掴む
「パッ」とチャンスを掴む
- 20代
- チャンスが広がる年代。これが好きだっていうことを明確にしておく。
- 30代
- 専門性を作っていかなくてはいけない年代。自分がやってきたことを核としてそれを深める。
5年前だったらできたのにな、ということは5年後になったらもっとやるのは大変。と考えてチャンスに挑戦する。
新しいことに挑戦する恐怖
→単に親しみがないのが恐怖の原因。知識を深めればそれは取り除けることがある。
失敗したときのいやなことを考えるのではなく、うまくいった時にどんな良いことがあるかを考える
「前向きなあきらめ」の達人になる
- 今までやってきたことはあきらめないと新しいものは掴めない。
「古い靴」を脱がなくては「新しい靴」は履けない - 主語を変える – 主語を「私に」。
他人のことは変えられない。
自分を変える。
自分にできないことは諦める。 - 問題点の改善に無駄な時間を使わない。(ここで会場が少々ざわめく)
失敗を改善したり、欠点を直したりすることはひとまず置いておき、「失敗を成功で上塗りする」。
ダメになってしまったことはそのままにする。
自分の短所をフォローするより、長所をのばせ。 - 自分がいなくても会社は回る、ということを認識する。
心配無用。
孤独に慣れる
変化 → 今までの仲間と別れること
- 一人でいる時間を大切にする
- 他人の判断を気にしない。
他人の評価を聞かない。
批判されても耳を塞ぐ。
褒め言葉だけありがたく受け取る。
→他人のネットワークを気にしなくなってくる
→楽になる
しない後悔>した後悔
- 一番怖いのは何もしないで過ぎていく時間。
- やっちゃったことは適当にリカバリー可能。
- ただしリカバリーを可能にするためにはかなりのがんばりが必要だが・・・
ちゃんと自分の力を発揮していればきっとリカバリーできる。 - 嫌になったらやめればいい。
大きな理想と小さな達成でやる気キープ
どうやってやる気(モチベーション)をキープするか。
大きな理想とは、10年後のキャリアプランを描いて階段を上っていく、というものではない。
何かこういうタイプの人間でありたいな、というような漠然としたイメージを持つこと。
運の流れに逆らわない
- 運がいいときにはちゃんと流れに乗ること。
波に乗って来たらRiskyなことでもやってみる。そうしないと飛躍しない。 - 運が悪いとき
運が悪くてもやめない。淡々とちょっとづつやり続ける。
勝負がまたできそうな時になったら、戻る。
―質疑応答―
- Q:渡辺さんはご自分のスペシャリティをいつ頃決めたのか?
- A:33歳頃にはスペシャリティを確立していたと思う。
若いうちに訳もわからず始めた仕事というものはあるものだが、それと平行して何かをやってその2つをスペシャリティとするのが良い。 「1と2単体でできる人はいるが、1と2両方できる人は自分しかいない」という状態にする。
人から価値を認めてもらえるようなものは何かを探すべし。 - Q:成果を出さなくてはならないプレッシャーにはどう立ち向かえばいいのか
- A:何がなんでも成果を出す、と覚悟する。
「1をやれ」と言われて1をやる人はおもしろくない。
私が私自身にする期待に答えるために、相手の期待以上の仕事をする。 - Q:孤独を感じたときはどうすれば
- A:慣れれば平気。 人と合うことではない喜びをちゃんと見いだすのが大事。
- Q:どんなタイプの人間が好きですか?
- A:その人の与えられた仕事に対してすごい仕事ができることは素敵。仕事をしている姿に美を感じる人。
(仕事の付き合いでは)そういう人と付き合いたい。