CSS Nite LP, Disk 6に参加した際のメモ

6月27日(土)に参加したCSS Nite LP, Disk 6に参加した際のメモ+αを公開します。

Soy CMS

会場入りしたのが14時半頃という大遅刻をやらかしてしまったため、このセッションはほとんど最後の方しか聞くことができませんでした。

  • 管理画面を丸ごとスクラッチで作り直すことも割と簡単に可能。
  • 動的ページ生成
    • 固定リンクの生成についてはmod_rewriteを使って実際にはないhtmlファイルをあるかのように見せている。本当にそのhtmlファイルが存在した場合はそちらが優先して表示される。

Web Release 2

  • 大事なのは「柔軟性」
  • CMSに求められる柔軟性
    • 制作時:テンプレート開発
    • コンテンツ入力:
  • KPIを高めるためにはPDCAをまわす
  • 短期間で低コストでできること
  • 次のリニューアルで再利用できるか:TCO
  • 特徴
    • SEO効果の高い、静的コンテンツ生成型
    • デザイン、レイアウト、サイト構造に制限が無い
    • Web標準に対応
    • リポジトリー型
    • パッケージ型のためインストール及び管理が極めて用意
    • ハイパフォーマンス
      (再構築的な処理が非常に高速)
  • CMSサーバーとWWWサーバーが別になっていて、CMSサーバーからWWWサーバーに自動的にFTPする
  • 価格
    • Enterprise Editionn:300万円(税別)
    • Workgroup Edition:50万円(税別)500ページまで
  • オプションは一切なし
  • WebReleaseは2000年にバージョン1がリリースされているので9年くらいの歴史
  • ミッドレンジというクラスではトップシェア
  • 1本買えば、複数のサイトを管理することができるライセンスになっている(本当?WWWサーバー1つに複数ドメインが割り当てられているようなケースだけでは?)
  • WebRelease2を選ぶ理由
    • Simpliity & Complexity
    • まるで「白いキャンバス」
      Webの既成概念にとらわれないレイアウト、サイト構造が実現可能
  • WebRelease 2 バージョン2.4 が近日中にリリースされる
    • 追加される新機能
    • 承認ワークフロー
    • WYSIGエディター
    • タグ追加
    • 関数追加
  • デザインが決定する前にコンテンツを入れていくことができるのでサイト構築フローが改善される
  • CMSサーバーとしてMacBookローカルにインストールして動くくらいのシステム用件だよ
  • テンプレート
    • 要素の名前には日本語が使える
    • HTMLのソースに %要素名% とすることで要素を呼び出すことができる
    • アスキーコードで書けるものは全て生成できる

事例紹介デモ 株式会社ボールさん

  • 「Nissan NOTE」 – 低燃費少女ハイジ
    • フルFlashサイト
    • XMLをWebRelease生成
    • CSVデータを取り込んでページを生成する機能を使った
    • データCSVからXMLに吐き出させ、JSでパースして使った
    • HTML晩のページもある。テンプレートを変更し、XMLではなくてXHTMLを生成させて対応
  • 雑誌「ACROSS」
    • 5000ページくらいの規模のサイト
    • 既にコンテンツをデータ化してあったのでリニューアルした際に、コンテンツの再入力する必要がなかった

CMS Designer

  • プラットフォームに依存しすぎるな
  • MTの問題点
    • どこを書き換えるとどこが変更されるのか・・・
    • サイト全体の構成を知らないと、テンプレートを書き換えるのが大変
  • CMS Designerの特徴
    • 動的生成
    • 各ページが1つのCMSのように振る舞う
  • CMSに過度に依存せずに必要な部分だけに導入できる
  • フィールドの定義はXMlファイルでできている。このXMLファイルを更新すると、編集画面に反映される。
  • テンプレート言語
    • <cmsd: ...>
    • <xsl: ...>
  • 拡張子はphpにする必要がある。
  • phpにできないときは.htaccessのmod_rewriteを使って対応する必要がある
  • ライブコーディングタイム
    • テンプレート例文
      <cmsd:entrylist name="event1">
      <cmsd:design>
      <xsl:template match="entrylist">
      <xsl:for-each select="entry">
      <div class="event">
      <a href="event_article.html"><xsl:value-of select="title" /></a>
      </div>
      </xsl:for-each>
      </xsl:template>
      </xmsd:design>
      </cmsd:entrylist>
  • テンプレート言語を埋め込んだphpファイルをFTPでアップするだけ
  • その他の機能
    • 日時指定公開/公開終了
    • ユーザー権限
      • 特定のユーザーには「削除」できないようにする
      • 自分が登録したエントリしか見えない(ショッピングモールサイトなど)
    • ページキャッシュ
      • 静的生成とほぼ同等のパフォーマンス
  • まとめ
    • シニアにも好評
    • 52,290円
    • お試しは無料 (ユーザー登録なしでダウンロード可)
  • テンプレートタグに関しては、充実した公式リファレンスマニュアルがある
  • 2005年4月に最初のバージョンがリリース
  • 元々xslでできることはなんでもできる

RCMS

  • 「コンテンツを管理して、それをサイトとして表現する」
  • サイト全体をCMSに乗せる必要がある
  • 元々、早稲田大学ラグビー部の公式サイトのシステムだった
    • 2000年からCMSで稼働
    • 月間300万PV
    • 7月にYoutube連携機能を使って公式チャンネル開設
  • RCMSは「誰でも」「どんなWebサイトでも」作れるが設計思想
    • SaaS版を最初から提供
    • 情報入力と情報設計を混在させない
    • メタデータでコンテンツを保存
    • 「ページ」でWebサイトの表現を考えない
    • ページはコンテンツが集まってできた集合体
    • 関連性+コンテンツ=無限の情報
    • コンテンツをどう配置するか+そのコンテンツをどう表現するか=IA
    • SaaS???(SaaSという用語についての説明がなかったため、ついていけませんでした)
  • モジュールが100種類以上あるので、プログラミングはほぼ不要
  • SaaSなのでインストール不要。すぐ使える。
  • インストール型の悩み→バージョンアップやセキュリティ などの悩みがない
  • 100種類以上の機能
    • 全てスクラッチ、自社開発
  • SaaS(ASP)と、サーバインストール(パッケージとして)の提供
  • 簡易管理画面
  • 表示する機能を選べる
  • ページ毎、モジュール毎、ブログ毎などきめ細かなCSS設定が可能
  • モバイル対応 ・・・というよりはマルチデバイス対応
  • 対応するHTMLはHTML 4.01 Tranditionalが基本
  • 他言語サイト構築機能
    • コンテンツに対して翻訳文を追加するだけ
  • 独自の開発モデル
    • β版を無料提供 → FBに対して開発チームが対応 → 正式版(有料)をリリース

プレゼン終了後

  • 鷹野さんからプレゼンテーターへの辛口なお説教
  • 小林さんからの補足
    • プログラミングができなくても、豊富な機能でカバーできるところが良い

a blog CMS

  • a blog
  • 2004年 a-blog発売
  • 2009年 有料ライセンス2000以上
  • PHPのプログラムでできている
  • ページは動的生成
  • つかう機能は、はじめから
    • フォーム機能
    • ユーザー権限別の管理
    • カスタムフィールド
    • SEOとLPO
    • キャッシュ機能
    • モバイル対応
  • デモ
    • 静的なページをCMSに組み込んでみる
    • themesフォルダに静的htmlとその他ファイル一式を突っ込んで、管理画面からそれを設定
  • テンプレート
    • 基本は普通のHTML
    • 属性値などに少々、専門の記述を加えるだけ
    • 属性値で特定のパラメータを与えると、入力必須のフィールドになる
    • <!-- BEGIN MODULE Form --> ... <!-- END MODULE Form -->
  • ログイン状態になると、通常のページに「編集」などのコントロールが表示される
  • 管理画面の作り込みが可能
  • カスタムフィールドでコンテンツの検索・絞り込み機能が簡単に作れる
  • ブロック単位の管理
  • 標準搭載のフォーム
    • フォームオプション
    • フォームの各項目に属性が設定できる
  • おさらい
    • がんばるWeb制作者のためのCMS
    • a-blog cmsひとつでコンテンツ管理
    • XHTML+CSSの既存の知識で導入できる

Bingo!CMS(ショートセッション)

  • 一通りCMSとしての機能は入っている
  • 画像のトリミングが管理画面からできる
  • 画像の一括アップロード
  • Flicker検索機能

Jimdo(ショートセッション)

  • KDDIが提供するサービス
  • ドイツ産
  • Ajaxベースのオンラインウェブサイトビルダー
  • 無料版/有料版(900円くらい)
  • 大規模ウェブサイトには向かない
  • ブロック単位の管理
  • 既にコンテンツが入っているものを書き換えていく
  • 実際のサイトと同じ見た目の管理画面
    • オフィスソフトしか使えない人でも更新できる管理画面を追求した
  • APP Store的なプラットフォームを作ろうとしている
    • 今年秋公開予定

Power CMS for MT(ショートセッション)

  • MTを拡張する様々なプラグイン
  • 結局MTでいいじゃん・・・
  • MT経験者であれば今日からでも使えます

パネルディスカッション

  • 議題:ぶっちゃけMTとWordPressってどうよ
    • ブログに特化したソフトなのでは
    • 複雑なMTタグを覚えなくてはならないし、WordPressはPHPがかけないと柔軟性がない
    • WordPressは進化が速いので注目している
    • MTは管理画面が使いづらい
    • MTはWindows的なイメージ、WordPressはLinuxっぽいな・・・
    • MTでは「誰が楽になったのか分からない」
    • MTのいいとこ
      • 日本で一番、理解されている(ユーザーの多い)テンプレート言語
      • バックエンドのプログラマーと組んで開発するならおすすめ
    • WordPressのいいとこ
      • PHP書けて、一人でぐちゃぐちゃできるひとにおすすめ
  • 議題:製品のウリとか
  • 議題:今後の戦略とか
  • 議題:サイト全体型か、部分型か

参加した感想

CMSといえばMTしかマトモに使ったことがないため「国産CMSにどんなものがあるのか、てっとり早く知ること」という目的を持って参加しましたが、これは達成できたように思います。ただ、勉強会というより品評会という感じがしました。

それとプレゼンテーションの質にやたら差があったことが残念です。果たして自分が各製品を正等に評価できたのかどうか、自信が持てません。

しかし、日本のソフトウェアメーカーがここまで鎬を削って様々な製品を開発していることが分かった、というだけで有意義な時間でした。CSS Niteさんが今後も興味深い企画を立ててくれることを、期待しております。

最後に

この記事はあくまで私個人のメモを書き起こしたものですので、正確な情報はCSS Niteの公式ページや、各製品の公式な情報をご参照ください。

LightBox系スクリプト 16選

Lightbox系スクリプトの情報が一覧表になっているThe Lightbox Clones Matrixという素晴らしいサイトがあります。ここから一通り見て回って、自分なりに使えそうなものをピックアップしてみました。ほとんど勢いでまとめたものなので、情報としての正確性は低いかもしれませんが、ご容赦を。半分は自分用ってノリです。

自分はLightbox系のスクリプトを選ぶ時、そのサイトに予め組み込まれている(組み込む予定の)JSライブラリで使えるかどうかを基準に選ぶことが多いです。なので、必要とするJSライブラリ別にカテゴライズして並べています。

ライブラリ不要

Highslide JS

Highslide JS

必要ライブラリ:
対応形式:
画像、画像ギャラリー、インライン、インラインフレーム、Ajax、Flash
対象指定:
class属性&onclick属性
ライセンス:
CCライセンス 表示-非営利 2.5 一般
非商用:無償、商用-1サイト:29ドル、商用-無制限:179ドル
備考:
表示コンテンツのドラッグ移動が可能。Inline/Ajax/Iframe表示時には右端ドラッグでサイズ変更が可能。

iBox

iBox

必要ライブラリ:
対応形式:
画像、Ajax、インライン、Youtube動画などのムービー
対象指定:
rel属性
ライセンス:
無償
備考:
アニメーションがなく軽量。使い勝手はThickboxみたいな感じ。

jQuery

FancyBox →オススメ

FancyBox

必要ライブラリ:
jQuery、jQuery Easing(オプション)
対応形式:
画像、画像ギャラリー、インライン(Flashなど含む)、Ajax、Iframe
対象指定:
jQueryセレクタ、rel属性(画像ギャラリー指定時)、class属性(インラインフレーム指定時)
ライセンス:
MITライセンス
備考:
jQuery Easingプラグインなしだと、ズームアニメーション時のイージング効果がなしになる。

FancyZoom(jQuery)

必要ライブラリ:
jQuery
対応形式:
画像、インライン(Flashなど含む)
対象指定:
jQueryセレクタ
ライセンス:
不明
備考:
ウィンドウのシャドウ部分などの透過pngパーツが、IE6では透過gifで代用されており見た目が落ちる。

jQuery lightBox plugin →オススメ

jQuery lightBox plugin

必要ライブラリ:
jQuery
対応形式:
画像、画像ギャラリー
対象指定:
jQueryセレクタ
ライセンス:
ライセンス 表示-継承 2.5 ブラジル
備考:
UIは本家Lightboxと全く同じ。裏の仕組みがjQueryで動くようにアレンジされたLightbox。jQueryセレクタの指定に複数要素が該当する場合、自動的に画像ギャラリーモードになる模様。本家Lightboxとは違って色々なパラメーターがあり、カスタマイズができる

prettyPhoto

prettyPhoto a jQuery lightbox clone

必要ライブラリ:
jQuery
対応形式:
画像、画像ギャラリー、Flash、RealMedia、インラインフレーム
対象指定:
rel属性、href属性のパラメータ、jQueryセレクタ、オプションでtitle属性
ライセンス:
CCライセンス 2.5
備考:
対応形式のメディアそれぞれを混合したギャラリー表示が可能。デフォルトのスタイルは黒いUI。

ThickBox

Thickbox

必要ライブラリ:
jQuery
対応形式:
画像、画像ギャラリー、インライン、インラインフレーム、Ajax
対象指定:
class属性、title属性、href属性のパラメータ
ライセンス:
MITライセンス
備考:
jQueryを使うLighbox系スクリプトの代表的な存在。多様な形式に対応。アニメーションはしないが、その分軽快に動作する。

Prototype.js + script.aculo.us

FancyZoom

必要ライブラリ:
Prototype.js、script.aculo.us
対応形式:
インライン
対象指定:
href属性
ライセンス:
不明
備考:
対象のインラインコンテンツのIDをhref属性で指定できる・・・だけ?ウィンドウのシャドウ部分などの透過pngパーツが、IE6では透過gifで代用されており見た目が落ちる。

Lightbox2

Lightbox2

必要ライブラリ:
Prototype.js、script.aculo.us
対応形式:
画像、画像ギャラリー
対象指定:
rel属性、title属性
ライセンス:
CCライセンス 表示 2.5 一般
備考:
元祖Lightbox。オプション設定などはないが、使い方は単純明快。

Lightview

Lightview

必要ライブラリ:
Prototype.js、script.aculo.us
対応形式:
画像、画像ギャラリー、Flash、QuickTime、Ajax、インラインフレーム、インライン
対象指定:
class属性、title属性、rel属性
ライセンス:
非商用の場合、CCライセンス:表示-非営利-改変禁止 3.0 Unported
商用の場合、CCライセンス:表示-改変禁止 3.0
有償。非商用(1ドメイン):3$、非商用(制限なし):$15、商用(1ドメイン):49$、商用(制限なし):$295
備考:
多機能Lightbox。有償だけあってクオリティは高いが、たくさんのオプションがあるので使いこなすのは骨が折れるかも。

ModalBox

ModalBox

必要ライブラリ:
Prototype.js、script.aculo.us
対応形式:
プレーンHTML(文字列)、DOMノード
対象指定:
href属性、title属性、onclick属性
ライセンス:
不明
備考:
画面上部からニョロっとオーバーレイボックスが出現する。導入説明が親切。

MooTools

ImageZoom

ImageZoom

必要ライブラリ:
MooTools
対応形式:
画像、画像ギャラリー
対象指定:
rel属性、オプションでtitle属性
ライセンス:
CCライセンス 表示-継承 3.0 Unported
備考:
対応形式が画像のみと少ないが、ズームするアニメーションがお洒落。拡大状態を複数開けるのが個性的。

phatfusion →オススメ

phatfusion

必要ライブラリ:
MooTools v1.11
対応形式:
画像、Flash、QuickTime、WindowsMedia、RealMedia、MP3、Ajax、インラインフレーム、インラインHTML
対象指定:
スクリプト、rel属性、title属性
ライセンス:
MITライセンス
備考:
対応形式のメディアそれぞれを混合したギャラリー表示が可能。デフォルトのスタイルだとUIが黒い。この辺はスクリプト呼び出し時のオプションでカスタマイズ可能。多機能でクオリティ高し。

SexyLightBox

SexyLightbox

必要ライブラリ:
MooTools
対応形式:
画像、画像ギャラリー
対象指定:
スクリプト、class属性、rel属性、title属性
ライセンス:
MITライセンス
備考:
画面上部からビヨーンと登場するという、変わったアニメーションが特徴的。公式サイトの字が読めない。.meというドメインがモンテネグロのドメインなので、モンテネグロのサイト・・・?

Slimbox

Slimbox

必要ライブラリ:
MooTools 1.2
対応形式:
対象指定:
スクリプト、rel属性、title属性
ライセンス:
MITライセンス
備考:
UIはLightboxと全く同じ。Slimというだけあってライトウェイトであることがウリらしい。スクリプトの書き方次第でダイレクトにSlimboxを呼び出すことも可能。jQueryバージョンもあるとのこと(http://www.digitalia.be/software/slimbox2)。

Smoothbox, Thickbox for mootools

Smoothbox, Thickbox for MooTools

必要ライブラリ:
MooTools
対応形式:
画像、画像ギャラリー、インライン、インラインフレーム、Ajax
対象指定:
class属性、title属性、href属性のパラメータ
ライセンス:
MITライセンス
備考:
ThickboxのMooTool版。UIはThickBoxと同じ。IE8には非対応だった(オーバーレイ部分が真っ黒に)。

YUI

YUI Based Lightbox

YUI Lightbox

必要ライブラリ:
YUI
対応形式:
画像、画像ギャラリー
対象指定:
スクリプト、id属性(img要素)
ライセンス:
CCライセンス 表示-継承 3.0 Unported
備考:
コントロールパネルを表示されたり、画像のキャプションを入れるボックスを表示されたり。画像表示領域と、キャプションはドラッグで移動可能。

その他

Shadowbox.js

Shadowbox.js

必要ライブラリ:
基本的には不要(※)
※JSライブラリ(Adapter)を先に読み込ませると自動的に感知して、それと一緒に動作するようになる(らしい)。Adapterとして使えるのは Prototype、jQuery、MooTools (requires 1.2 Core)、Dojo Toolkit、Yahoo! User Interface Library (requires yahoo-dom-event.js)、Ext (requires ext-core.js)。
対応形式:
画像、画像ギャラリー、イメージマップ、Flash、各種ムービー、インラインフレーム、インライン、フォーム等
対象指定:
スクリプト、rel属性、title属性
ライセンス:
Shadowbox.js License
→有償。Single Developer: $20.00、Multiple Developer: $50.00
備考:
超高機能。アニメーションは控えめで上質感を感じさせる。スクリプト呼び出し時に引数として様々なオプションを指定可能。

Continue reading

MTのオペレーションに使うブラウザ:GoogleChrome2→1へのダウングレード

メインブラウザはFirefox3なのですが、拡張機能をそれなりに入れているのでパフォーマンスは高いとは言えず・・・。MTのオペレーションには表示が速いGoogleChromeを愛用しています。

ところがこのGoogleChrome、2にバージョンアップしてから、オペレーション中によくクラッシュするようになってしまいました。少なくとも私の環境では。
発生条件はよく分かりませんが()、ページ遷移をきっかけにハングアップするらしく、こうなると、CPU使用率がグングンあがった状態で一切操作を受け付けなくなります。騙し騙し使っていたのですがもう我慢できなくなり、ダウングレードを決意しました。(他のブラウザを使えばいい話かもしれませんが、Chrome1の環境があまりに快適だったので・・・。)

とは言えひどいことに、Googleでは過去のバージョンを配布するページがありません。調べてみると、以下の記事にたどり着きました。

Google Chrome バージョン2 アンインストール – 左脳Script

あー、やはり同じような悩みがある人が、いるのですね。どうやら、FileHippo.comにてアーカイブが配布されているようです

Chrome2をアンインストールして、Chrome1をインストールすると、元の快適な環境に戻りました。めでたしめでたし。

ちなみに、左脳Scriptさんでご報告されているように、Chromeをアンインストールした後に以下のような画面がポップアップしてきて、なんでアンインストールしたのかアンケートを入力するように促してきます。入力は任意のようです。

Chromeをアンインストールした後に表示されるアンケートフォーム

最後に・・・。
最新版じゃないブラウザを使うということはセキュリティホールも開いてるはずなので、普通のネットサーフィン用途には使わない方が良いです。あくまで特定の用途で使う、という割り切りが必要かと思います。
って誰に言ってるんでしょうね私は(笑)

※もしかしたら職場PCのスペックがショボいことが原因の一つかもしれません。自宅のCore2 Duoマシンではハングアップしたことがないので。

Sugamo.css第5回に参加したメモ

Sugamo.css 第5回に参加してきました。参加者全員、初めてお会いする方だったのでちょっと緊張(CSS Niteとかでお見かけした方とかもいました)。

会の雰囲気は終始和やか。とは言え、JavaScript/HTML5/SVG/perl/各種エディタ/デザインパターン/モジュール化などなどについて高度な技術話が飛び交っておりまして、ショボい私は半分くらい着いていけませんでした(笑)
ルノアールの会議室で行われた本編4時間はあっという間に過ぎ去り、近くの居酒屋で2次会がありました。以下、本編と2次会がごっちゃになっていますが、あいまいな記憶の中から拾った会話のメモ。リアルタイムにメモっていたものではないので、間違いがあったらサーセン・・・。

いろいろ

  • 大企業にいないと分からないこともある。
    レガシーブラウザ対応とか、複数人のチームでやる仕事とか。
  • 某社ではトレーナーがついてイロイロお仕事を教えてくれる
  • 某社では最近、ページのスピードチェックをするようになったよ
    page-speed – Google Code
  • この不況だというのに皆バンバン転職してるよね
  • ウェブ戦略としての「ユーザーエクスペリエンス」は内容は良いが訳の評価が良くないので原著を買った方が良い(英語が読めればw)
  • 複雑系って本はおもしろいよ!
  • kosei27さんがViewSourthWithを使ってCSS/JSのソースをいっぺんに開いていたのが印象的でした。どんなサイトでも一瞬で丸裸(?)に。
  • 韓国ではMicrosoftのシェアが超高い(90%後半・・・?)のでIEでしか使えないサイトが多い。
  • 韓国の人は流行ものが大好き。最近はMacが流行る傾向も。よってIE以外でも使えるサイトも増えつつある。
  • この業種はネットワークゲームプレイヤーが意外に多い。ファンサイトの管理者だった方がちらほら(私も含めて)。

.Sigさんからコーダーな方々へ質問

仕事が自分に降りてくる段階で、デザインPSD以外にコンテンツに関する詳細な指示書(ワイヤーフレーム的なもの?)はもらうか

  • 詳細なっていうのは例えばフォームのここの要素にこういうラベル(label要素)を付けてね、というような内容のもの
  • それって指示者がコーディングわかってないと書けない
  • まずサイトマップは必要でしょ
  • デザインPSDはいっぺんにできあがったものがもらうわけではなくて、五月雨に来ることがほとんどなので、サイト全体の設計をかっちりできることは少ない。五月雨に来たものを順々に、こっちが空気を読みながら組んでいく。
  • 指示者(ここではディレクターのことかな)にはそれなりにやることがたくさんある。各ポジションの歩み寄りも必要(それが「空気を読む」ってことかと)。それ(指示書)を要求するような職場はエンジニアが偉すぎなんじゃないか。

まんじゅう(prototypeプロパティを使ったオブジェクト指向JavaScript)の話とか

  • 中身を意識しなくても使えるところがすごいよ!工場の中身を知らなくても自動車ができる、みたいな。
  • 同じものを何度も作るようなときは1個1個作るより、prototype使った方が軽いよ
  • 高速化と言えば一行で IE の JavaScript を高速化する方法とかあったよね。でも実際のページでは大して変わらないとか。高速化って体感できる程であることってあまりない。

エディタの話とか

Sig.さんからVimの基本操作についてレクチャーがあり、その周辺でエディタ話が盛り上がってました。

  • VimやEmacsはコミュニティが熱いよ!TwitterやIRCなどもエディタでやっちゃうすごい人(?)もいるよ!
  • Emacsはホントなんでも(API叩いてウェブサービスを使ったり、ガジェットを表示させたり)できる。Vimは7になってスクリプトが使えるようになっていろいろできるようになった。
  • MacでVimを使うにはコンソールから「vim」って入力して立ち上げるvimと、MacVimがある。コンソールから使うvimは日本語の扱いをどうするかが肝
  • ViIMproved‐Vim完全バイブルってもう絶版・・・?
  • 秀丸とEmEditorはも根強い人気がある。同僚の作ったマクロで開発することもあるとか。
  • 秀丸ってEmEditorに比べて重くない?
  • テンプレート機能を使いたいのでDreamweaverは手放せないよ

技術ネタの発表

yomotsuさんから「モニターを逆さまに置いている人用 Web サービス」が発表になりました。Googleのトップが上下逆さまになって表示されちゃいます(それで普通に使える)。SVGとかcanvasとかforeignObjectとかを駆使して実現しているらしいです。
Operaだと重くなるとか。IEは別の方法(filterとか)を使ってやっているとか。
新しいことに挑戦するってスバラシイ!

感想

ついていけない話が多かったのでかなり凹みましたが、いい刺激になりました。結構身近なところにすごい人っているものです。追いつけ追い越せで私もがんばります。それから、エンジニアってやっぱりエディタの話で盛り上がるんだってことを再確認(笑)
主催のSig.さん、参加者の皆様ありがとうございました。

LineNumberWriterを0.4にバージョンアップ

1年以上放置していたので今更感がありますが、LineNumberWriterをバージョンアップしました。今回から、変換対象のコード内でタグが使えるようになります。例えば以下のように、strong要素やspan要素などを挿入することが可能です。(※)

<strong>で囲んでみました
<span style="color:#F33;">で囲んでみました

※もちろん(X)HTMLの文法的にcode要素に含められない内容(ブロック要素など)は含めちゃダメですよ。

今度Sugamo.cssという企画に参加することにしたので、何かプライベートワークをやっていかなきゃいけないような気になり、とりあえずコレのバージョンアップでも、と着手しました。
実は前からタグが使えるようにしたくてちょくちょくいじってはいたんですが、IEの独自仕様でまた色々とつまづいてしまい、挫折しちゃってたんです。でもまぁ最近、良いアイデアが浮かんだのでどうにか形になった、という。

ダウンロードしようなどという奇特な方はこちらからどうぞ。