今更のエントリーになりますが、先週の土曜にはパソナテック10周年記念イベントに参加してきました。
パネリストの一人であった福井 信蔵氏のお話の中で「コントロールする」という言葉が印象に残っています。
「良いデザインをしようとするならば、ユーザーの認知をコントロールする必要がある」という文脈の中で、「すべてをコントロールできているか否か」で成果物は全く異なったものになってしまう、というようなお話だったかと思います。
コントロールできる部分が大きければ表現の幅が広がるので、そのために必要な技術は何が何でも習得すべし、ということでした。
全くその通りだと共感しましたし、非常に耳が痛い思いでした。私がもの作りに対して感じている不満を、見事に表現した言葉でした。私が感じている不自由さというのは正に「コントロールできないこと」からくる表現力の不足なのだ、と痛感しています。
この「気づきの機会」を与えてくださったパネリストの方々とパソナテックに感謝しています。
精進、精進ですね!