パソナテック10周年記念イベントにて 印象に残った言葉

今更のエントリーになりますが、先週の土曜にはパソナテック10周年記念イベントに参加してきました。

パネリストの一人であった福井 信蔵氏のお話の中で「コントロールする」という言葉が印象に残っています。
「良いデザインをしようとするならば、ユーザーの認知をコントロールする必要がある」という文脈の中で、「すべてをコントロールできているか否か」で成果物は全く異なったものになってしまう、というようなお話だったかと思います。

コントロールできる部分が大きければ表現の幅が広がるので、そのために必要な技術は何が何でも習得すべし、ということでした。

全くその通りだと共感しましたし、非常に耳が痛い思いでした。私がもの作りに対して感じている不満を、見事に表現した言葉でした。私が感じている不自由さというのは正に「コントロールできないこと」からくる表現力の不足なのだ、と痛感しています。

この「気づきの機会」を与えてくださったパネリストの方々とパソナテックに感謝しています。
精進、精進ですね!

副都心線のサイトのクオリティが高い件

6月14日に開通した副都心線のWebサイトのコンテンツがとても充実していてびっくりしました。個人的には「プロセス」という副都心線ができるまでをまとめたコンテンツが興味深いです。

コンテンツの充実ぶりも去ることながら、ナビゲーションのクオリティが高さは注目に値します。「プロセス」コンテンツでは、工程によって細かく分類がなされているものの、特に何も考えず矢印ボタン(>>(次へ)と<<(戻る))を押していけば見られるようになっています。
また、フルFlashにも関わらず動作がとても軽く、ストレスなくコンテンツを見て回ることができるのも、ポイント高いです。

ただ、Flashの代替コンテンツがなかったり、自動的にブラウザウィンドウの大きさを変えようとするなど、よろしくないと感じる点もありましたが・・・、それを補って余りあるコンテンツを提供しているとは感じました。

副都心線に乗る機会がなくとも、一見の価値があるサイトかと思います。