4月19日 あすなろBLOGカンファレンス『スタート×キッカケ×ブログ』 サードセッション – 「ライフハック徹底討論会2nd」

昨日、パソナテック10周年記念イベント 第2回あすなろBLOGカンファレンス『スタート×キッカケ×ブログ』に参加して参りました。その際にメモしたことをファーストセッション・セカンドセッション・サードセッションに分けて、エントリーします。
このエントリーではサードセッション「ライフハック徹底討論会2nd」をお送りします。 パネラーは

の3名。
ファシリテーターはチェケラッ!(あすなろBLOG)堀川 貴満氏(あすなろBLOGプロデューサー)です。
なお、以下の本文中に出てくるお名前は全て敬称略とさせていただきますことをご了承ください。

ブログを続けるコツ

大橋:

ブログは8つ目。
1個やってうまくいかなかったら、次をやってみる。

「仕事のやり方」に興味があることが次第にわかった。
昔自分が撒いた種を掘り返してみると、ネタがあるかも

堀:

何でもいいから出してしまうと、スランプのときはいいのかな。
なんでもいいから書き出してみる。

アクセス解析を使って、目標を数として意識する。ライバルを見つけると吉。
シンクロ率が維持されているうちは大丈夫。

ネットの世界では自分はこういう風に見られないというイメージを持って書くと、本当の自分がそうなってくる。

増田:

まずは明確な目標を持っているかどうか。
目標と実際のベクトルがずれはじめてくると書けなくなってくる。
自分の目標は「人と繋がりたい」。

今日は書くことないなーと思ったら「自分の当たり前は、他人の当たり前ではない」という言葉を思い出す。
自分の当たり前と思っていることは他人にとっては有効なのかもしれないので、それを出す。

ライフハックとは?

堀:
  • ライフハックとはプログラマーから始まった。
  • 「頭の悪い自分」を「頭の良い自分」がサポートしてあげる。
  • 小さな変化で大きな変化を作れないか。
    小さな習慣で自分を変えて行く」というのがテーマ。
大橋:

「再現性を持たせる工夫」である。

  • 同じ失敗を繰り返さない → 予防線を張っておく
  • 同じ成功を繰り返す → 手順をメモしておく
  • 自分にとってこのやり方が一番いいんだ、というのを模索するための方法。
増田:
  • 人生という航海を良い方向にもっていく舵取りそのもの。
  • 人生を楽しくしていこう。
  • 小さな達成感を得るために、今日まず第一歩を。

ライフハックを続けるコツ

大橋:
  • 仕事でも生活でも一番大事なのは時間。
  • 時間はにょろにょろと止めどなく出てくる「ところてん」のようなもの。それをチョキンと切り取って使う。
  • 何かとケータイにリマインダーメールが来るようにしている。
  • よってケータイ見るとやるべきことが書いてある、というわけ。
  • 「できてる、できてるな」という小さな達成感を味わう。
増田:

気持ちいいかどうか

  • 気持ちよければ続く。
  • 気持ちよさを感じられるかどうかで、続けられるかが決まる。
  • いかにストレスを感じずに生きられるか。
  • 続けたいライフハックは気持ちいいですか?
  • 自分に合わないものは続かない。
  • やめるわけにはいかないものは、どうにかして自分が気持よく感じられるようにする。
堀:
  • 継続があまりできない性格なので、むしろ「継続しない」という発想に移った。
  • 7回までしかやらない、と決めてやっても慣性で10回くらいやってしまうものもある。そうなればしめたもの。

これからのライフハック

増田:
  • 小手先のものよりも、マインドに関するものが大事になってくるのではないか。
  • ビジネスのハックも大切だが、プライベートのハックも。
堀:
  • 最近はライフハックが反乱しすぎ。自己啓発本などもバンバン出ている。
  • 自分にとって必要なたった1つのものを見つけられればいい。 → 集約化
大橋:
  • ライフハックを基盤に仕事ができるのは今のうちだけだと思っている。次のステップに進むための基盤になればいい。
  • 歴史上、こういう人がいたな、くらいに自分はなればいいと思って活動している。

―質疑応答―

Q:記事が読まれるか読まれないかは、どういうところにポイントがあるのか

大橋:求められているかどうか。

堀:爆弾ネタを投下するペースを考える。 A級・B級・C級などのレベル付けをして、計画的にエントリーすることによって読者を引き付ける

Q:誰か他の方の本やブログでよかったもの

増田:「夢をかなえるゾウ」という本に衝撃を受けた。身近な言葉で書かれていて読みやすい。
衝撃を受けるものというのは、今までの概念が覆されるもの。

堀:ランディ・パウシュの『タイムマネジメント』。(ググっても出てこなかったので、本ではない・・・?)
余命数ヶ月という状況下でタイムマネジメントについて語るのがすごい。

大橋:スティーブ・ジョブスのにスピーチ。スタンフォード大学の卒業式のスピーチのことかな・・・?そこまでメモできませんでした)
「今日が最後の日であったらどうする?」などのテーマについて語っている。

また、最近は有機野菜についてハマっていて、それについての本も読んでいる。
自分の専門と全く関係のないジャンルの本を読んでみるとまた違った発見があるかもしれない

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4月19日 あすなろBLOGカンファレンス『スタート×キッカケ×ブログ』 セカンドセッション – 「スタート×キッカケ」

昨日、パソナテック10周年記念イベント 第2回あすなろBLOGカンファレンス『スタート×キッカケ×ブログ』に参加して参りました。その際にメモしたことをファーストセッション・セカンドセッション・サードセッションに分けて、エントリーします。
このエントリーではセカンドセッション「スタート×キッカケ」をお送りします。 パネラーは

の3名。
ファシリテーターは徳力 基彦氏(アジャイルメディア・ネットワーク株式会社 取締役)です。
プレゼンテーションとは違い、パネルディスカッションという形だったため、エントリーとしてはうまくまとまっていません。ほとんどメモそのまんまだと思って読んでいただければ幸いです。
なお、以下の本文中に出てくるお名前は全て敬称略とさせていただきますことをご了承ください。

Introduction

  • Q:キャリアチェンジのきっかけをくれた恩人がいる
  • Q:キャリアチェンジをしたことに後悔したことは全くない
  • Q:10年前就職したときに今の自分を想像できた
  • Q:10年後の自分のキャリア像が想像できる

以上のような○×質問(メモしきれませんでした)をパネラーに行った上で・・・本題へ。

上原:キャリアチェンジのきっかけは「鬱」

完全に落ち込んでいたときがあり・・・
NTTの光ファイバーに魅力を感じて入社。
「やりたいことできるようにまずは出世するんだ」と前向きな考えだった。
自分なりに思っていた理想像が「事業失敗」という形で、世の中的に存在してはいけないものであるという烙印を押された。

鬱々とした気分を吐き出したくてBlogを始める。2004年。
mixiのゆるいOFFに参加。
これがきっかけで精神の解放が始まる。
OFF会大好きっ子になる。

RPCカンファレンスで知り合った人たちと仕事をするようになった。

和連:家電の周りを見ていて、Wiiをみてビビッときた

2?3年前。
RPCカンファレンス→人脈ができた→BLOGを書いた→もっと人脈ができた→会社を始めた

Q:起業にあたって背中をプッシュされたできごとは?
A:会社たてます!ってたてたわけではない。
社長探しをしていた人たちと出会った。
そのチャンスを掴んだ。

美谷:技術はコモディティ化していると思った

開発は外国に外注に出すという選択肢でよいと思った。

海外で仕事がしたくて、これから海外に行ける仕事はどこだろうと思っていたところ、取引先だった楽天に声をかけられた。
ドリコム → 楽天

和連:人とのコミュニケーションにブログが役立つ、2個の側面

  • ブログがきっかけでOFFラインで会って繋がる。
  • 会って名刺交換をした際にブログのURLが書いてあると、その人の理解が深まる。

ブログやイベント参加などによって社外の人と繋がって、社内でのポジションも変わる。

ペンネームでブログを続けるというのも一つのスタイル。

スタートしている時とキッカケが同じではない

ブログなどがインフラとして機能していて、声がかかって転職や起業へと繋がる。

上原:2?3年も続けて4?500のエントリーを書いたとすると、それらはWeb上に24時間稼働する自分の分身となる。

徳力:起業して、リスクとなり得るものは?

和蓮:お金がなくなるより、信用がなくなるのがこわい。
住宅ローン組めないし・・・。

既に繋がれていない人に対する社会的信用は落ちるかもしれない。

美谷:個人の時間でやりたいことはできる時代になったのかも

仕事をしながらでもやりたいことはできる。
心にひっかかったことは捨ててしまわないで、できるチャンスが訪れるまで取っておくことも大事。

新卒に対して言いたいこと、もしくはもし自分が新卒だったらやりたいこと

美谷:自分がやりたいことを書きだす。
また、3ヶ月でどこまでいけたか、次の3ヶ月でどこまでいくのかも書き出す。
アウトプットの手段としてブログは良い。

和連:まずオタクになれ。
ブログを早く書き始めろ。
偉い人や有名人に対しても「こういうことをやっている人です」と自信を持って言えるようになれば、奥手ではなくなる。
自分をの興味あるテーマについて情報発信するべし。

上原:メール書け。
積極的にコミュニケーションしろ。「しない後悔よりした後悔」
それから、家族と友達を大事に。

―質疑応答―

Q:メールの気軽な書き方は?

和連:テンプレートを作っておく。
ただし、一行だけでもオリジナルメッセージを入れる部分を。
「○○の件でお話をした××です。」

徳力:こういうメールには行動をするためのメールと、繋がるためのメールの2種類がある。

Q:繋がった人と関係を続けるにはどうすれば

上原:同じ蛸壷(気の合う仲間のいるコミュニティーのこと・・・?)に行き続ける。

和連:接点がない人とは接点がないもの。
継続的に情報を投げ続ける。これを恐れない。 接点があれば、反応がある。
今需要がなくてもいつか需要があるかもしれない

美谷:気になる人をTwitterに登録したりして繋がっておく。
イベントに参加するのではなく、イベントを仕掛けるとより強く繋がれる。

―総括―

活動をまずスタートさせよう。行動あるのみ!

4月19日 あすなろBLOGカンファレンス『スタート×キッカケ×ブログ』 ファーストセッション – 渡辺 千賀氏

昨日、パソナテック10周年記念イベント 第2回あすなろBLOGカンファレンス『スタート×キッカケ×ブログ』に参加して参りました。その際にメモしたことをファーストセッション・セカンドセッション・サードセッションに分けて、エントリーします。
まずは渡辺 千賀氏のファーストセッション『スタート×キッカケ×ブログ』から。

Introduction

独立したのは、人間を使うのも、使われるのも苦手とわかったから。
人間が忙しい理由は、通勤・会食・会議に時間を取られるから。 これがないと人生すごく暇。

Disclaimer

  • 誰にでも向いているわけではありません。
  • 嫌われたり、孤独になるのが人生最大の苦痛の人は、絶対にまねしないでください。

【実力発揮の場を作る】

外からもらえるいろんなチャンスをもらうためには、外の人間に認めてもらわなくてはならない。

  • 他人が何かを必要としている場において、貢献をしてあげる。
  • 社内などではない、オープンな場であることが大切。
  • 外向けに情報発信をする場を持つこと。

一期一会のチャンスを掴む

「パッ」とチャンスを掴む

20代
チャンスが広がる年代。これが好きだっていうことを明確にしておく。
30代
専門性を作っていかなくてはいけない年代。自分がやってきたことを核としてそれを深める。

5年前だったらできたのにな、ということは5年後になったらもっとやるのは大変。と考えてチャンスに挑戦する。

新しいことに挑戦する恐怖
→単に親しみがないのが恐怖の原因。知識を深めればそれは取り除けることがある。

失敗したときのいやなことを考えるのではなく、うまくいった時にどんな良いことがあるかを考える

「前向きなあきらめ」の達人になる

  • 今までやってきたことはあきらめないと新しいものは掴めない。
    「古い靴」を脱がなくては「新しい靴」は履けない
  • 主語を変える – 主語を「私に」。
    他人のことは変えられない。
    自分を変える。
    自分にできないことは諦める。
  • 問題点の改善に無駄な時間を使わない。(ここで会場が少々ざわめく)
    失敗を改善したり、欠点を直したりすることはひとまず置いておき、「失敗を成功で上塗りする」。
    ダメになってしまったことはそのままにする。
    自分の短所をフォローするより、長所をのばせ。
  • 自分がいなくても会社は回る、ということを認識する。
    心配無用。

孤独に慣れる

変化 → 今までの仲間と別れること

  • 一人でいる時間を大切にする
  • 他人の判断を気にしない。
    他人の評価を聞かない。
    批判されても耳を塞ぐ。
    褒め言葉だけありがたく受け取る。
     →他人のネットワークを気にしなくなってくる
     →楽になる

しない後悔>した後悔

  • 一番怖いのは何もしないで過ぎていく時間。
  • やっちゃったことは適当にリカバリー可能。
  • ただしリカバリーを可能にするためにはかなりのがんばりが必要だが・・・
    ちゃんと自分の力を発揮していればきっとリカバリーできる。
  • 嫌になったらやめればいい。

大きな理想と小さな達成でやる気キープ

どうやってやる気(モチベーション)をキープするか。

大きな理想とは、10年後のキャリアプランを描いて階段を上っていく、というものではない。
何かこういうタイプの人間でありたいな、というような漠然としたイメージを持つこと。

運の流れに逆らわない

  • 運がいいときにはちゃんと流れに乗ること。
    波に乗って来たらRiskyなことでもやってみる。そうしないと飛躍しない。
  • 運が悪いとき
    運が悪くてもやめない。淡々とちょっとづつやり続ける。
    勝負がまたできそうな時になったら、戻る。

―質疑応答―

Q:渡辺さんはご自分のスペシャリティをいつ頃決めたのか?
A:33歳頃にはスペシャリティを確立していたと思う。
若いうちに訳もわからず始めた仕事というものはあるものだが、それと平行して何かをやってその2つをスペシャリティとするのが良い。 「1と2単体でできる人はいるが、1と2両方できる人は自分しかいない」という状態にする。
人から価値を認めてもらえるようなものは何かを探すべし。
Q:成果を出さなくてはならないプレッシャーにはどう立ち向かえばいいのか
A:何がなんでも成果を出す、と覚悟する。
「1をやれ」と言われて1をやる人はおもしろくない。
私が私自身にする期待に答えるために、相手の期待以上の仕事をする。
Q:孤独を感じたときはどうすれば
A:慣れれば平気。 人と合うことではない喜びをちゃんと見いだすのが大事。
Q:どんなタイプの人間が好きですか?
A:その人の与えられた仕事に対してすごい仕事ができることは素敵。仕事をしている姿に美を感じる人。
(仕事の付き合いでは)そういう人と付き合いたい。