昨日、パソナテック10周年記念イベント
第2回あすなろBLOGカンファレンス『スタート×キッカケ×ブログ』に参加して参りました。その際にメモしたことをファーストセッション・セカンドセッション・サードセッションに分けて、エントリーします。
このエントリーではセカンドセッション「スタート×キッカケ」をお送りします。
パネラーは
- 近江商人JINBLOGの上原 仁氏(株式会社マイネット・ジャパン代表取締役)
- 世界を巡るFool on the web(あすなろBLOG)の美谷 広海氏(楽天株式会社)
- キャズムを超えろ!の和蓮和尚(われんおしょう)氏(ネット家電を作る某ベンチャーの代表)
の3名。
ファシリテーターは徳力 基彦氏(アジャイルメディア・ネットワーク株式会社 取締役)です。
プレゼンテーションとは違い、パネルディスカッションという形だったため、エントリーとしてはうまくまとまっていません。ほとんどメモそのまんまだと思って読んでいただければ幸いです。
なお、以下の本文中に出てくるお名前は全て敬称略とさせていただきますことをご了承ください。
Introduction
- Q:キャリアチェンジのきっかけをくれた恩人がいる
- Q:キャリアチェンジをしたことに後悔したことは全くない
- Q:10年前就職したときに今の自分を想像できた
- Q:10年後の自分のキャリア像が想像できる
以上のような○×質問(メモしきれませんでした)をパネラーに行った上で・・・本題へ。
上原:キャリアチェンジのきっかけは「鬱」
完全に落ち込んでいたときがあり・・・
NTTの光ファイバーに魅力を感じて入社。
「やりたいことできるようにまずは出世するんだ」と前向きな考えだった。
自分なりに思っていた理想像が「事業失敗」という形で、世の中的に存在してはいけないものであるという烙印を押された。
鬱々とした気分を吐き出したくてBlogを始める。2004年。
mixiのゆるいOFFに参加。
これがきっかけで精神の解放が始まる。
OFF会大好きっ子になる。
RPCカンファレンスで知り合った人たちと仕事をするようになった。
和連:家電の周りを見ていて、Wiiをみてビビッときた
2?3年前。
RPCカンファレンス→人脈ができた→BLOGを書いた→もっと人脈ができた→会社を始めた
Q:起業にあたって背中をプッシュされたできごとは?
A:会社たてます!ってたてたわけではない。
社長探しをしていた人たちと出会った。
そのチャンスを掴んだ。
美谷:技術はコモディティ化していると思った
開発は外国に外注に出すという選択肢でよいと思った。
海外で仕事がしたくて、これから海外に行ける仕事はどこだろうと思っていたところ、取引先だった楽天に声をかけられた。
ドリコム → 楽天
和連:人とのコミュニケーションにブログが役立つ、2個の側面
- ブログがきっかけでOFFラインで会って繋がる。
- 会って名刺交換をした際にブログのURLが書いてあると、その人の理解が深まる。
ブログやイベント参加などによって社外の人と繋がって、社内でのポジションも変わる。
ペンネームでブログを続けるというのも一つのスタイル。
スタートしている時とキッカケが同じではない
ブログなどがインフラとして機能していて、声がかかって転職や起業へと繋がる。
上原:2?3年も続けて4?500のエントリーを書いたとすると、それらはWeb上に24時間稼働する自分の分身となる。
徳力:起業して、リスクとなり得るものは?
和蓮:お金がなくなるより、信用がなくなるのがこわい。
住宅ローン組めないし・・・。
既に繋がれていない人に対する社会的信用は落ちるかもしれない。
美谷:個人の時間でやりたいことはできる時代になったのかも
仕事をしながらでもやりたいことはできる。
心にひっかかったことは捨ててしまわないで、できるチャンスが訪れるまで取っておくことも大事。
新卒に対して言いたいこと、もしくはもし自分が新卒だったらやりたいこと
美谷:自分がやりたいことを書きだす。
また、3ヶ月でどこまでいけたか、次の3ヶ月でどこまでいくのかも書き出す。
アウトプットの手段としてブログは良い。
和連:まずオタクになれ。
ブログを早く書き始めろ。
偉い人や有名人に対しても「こういうことをやっている人です」と自信を持って言えるようになれば、奥手ではなくなる。
自分をの興味あるテーマについて情報発信するべし。
上原:メール書け。
積極的にコミュニケーションしろ。「しない後悔よりした後悔」
それから、家族と友達を大事に。
―質疑応答―
- Q:メールの気軽な書き方は?
和連:テンプレートを作っておく。
ただし、一行だけでもオリジナルメッセージを入れる部分を。
「○○の件でお話をした××です。」徳力:こういうメールには行動をするためのメールと、繋がるためのメールの2種類がある。
- Q:繋がった人と関係を続けるにはどうすれば
上原:同じ蛸壷(気の合う仲間のいるコミュニティーのこと・・・?)に行き続ける。
和連:接点がない人とは接点がないもの。
継続的に情報を投げ続ける。これを恐れない。 接点があれば、反応がある。
今需要がなくてもいつか需要があるかもしれない美谷:気になる人をTwitterに登録したりして繋がっておく。
イベントに参加するのではなく、イベントを仕掛けるとより強く繋がれる。
―総括―
活動をまずスタートさせよう。行動あるのみ!